【1月のお菓子】さつまいものモンブラン

販売終了いたしました

<1月のお菓子> (1月27日まで販売)
さつまいものモンブラン ~黒豆、白あん(or抹茶クリーム)~ 1個 509yen(税込560yen)

ご予約:Tel 0279-60-1012(木の台所)/当日のご予約受付は 8:30~10:15 ,お渡し時間11:00~14:00

*数量限定のため、なくなり次第終了いたします。デザインやデコレーション、容器は変更になる場合がございます。
*前日までのご予約もお受けいたします。*保存は冷蔵庫にて、当日中お早めにお召し上がりください。(保冷剤は付いておりませんので、あらかじめご了承下さい)

1月のお菓子は「さつまいものモンブラン」。

人気のモンブランをさつまいもで作りました。クリームはさつまいもとバター、きび糖をなめらかなペースト状にし、生クリームとダークラム酒少々で風味づけ。塩をほんの少し入れることで、さつまいもの風味が引き立ちます。モンブランクリームは何種類かしぼり方がありますが、今回はくるくるっと円を描きながらツリー上に絞り、じっくりと土鍋で炊いた黒豆を上にのせました。(お正月の定番でもある黒豆、最近ようやくシワシワにならずふっくらと炊くことが出来るようになりました。)

モンブランクリームを絞る前はこんな感じ。ナッツを加えたビスキュイ生地を置き、白あんを絞り、黒豆を並べ、上からクリームを絞ります。

24日からの4日間は白あんから抹茶クリームに。さつまいものやさしい黄色の中から、若草色が顔を出します。

白あんは自家製で、金時豆から作りました。プロセッサーで軽く砕いた金時豆を浸水させて皮をむき、茹でて甜菜糖と合わせてミキサーでなめらかなピュレ状にします。

たくさんの皮を全部むくのは一見気の遠くなるような作業ですが、お豆の皮を一粒ずつツルンとはがしていくのは案外面白く。ほっくりクリーミー、絹のような光沢のある白あんの仕上がりと共に充実感があったのですが・・・

最終週、時間をかけて仕込んだばかりの白あん、ちょっと目を離した隙に作業台の上をツーっと滑ったらしく、ガシャン。という音が。まさか、と思い見てみると、真っ逆さまに落ちた容器はみごとに割れ、クリームはすべてひっくり返っておりました(「うそー・・・!!」)。

しばらく放心した後、「・・・まぁ、こういうこともあるよね」と気を取り直し、無くなってしまった白あんの代わりに抹茶クリームを合わせてみたら、これはまたこれで、ほろ苦さが加わり、色のアクセントにもなってなかなか気に入っています。

何があってもめげずに進んでいこうと思えた出来事でした(白あんにはごめんね、と謝りつつ)。

気づけば【季節のお菓子】も今月でちょうど一年!

今年もみなさまに喜んでいただけるような、素材の味を生かした季節のお菓子を作っていけたらな、と思っています。

2件のコメント

  1. ピンバック: 大寒 – 木の台所

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